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2011 年度の環境研の計算で, arare5 にて長時間計算を行った.
その結果から, 地表面圧力が減少しつづけておりまた, その減少幅が無視できないほど大きいことが認識された.
まず, 予備実験として水蒸気のフィードバックを抑制した実験と鉛直領域を変えた実験を行い, それのよる地表面圧力への影響を調べた.
そして, arare5 で取り扱っている圧力方程式に熱膨張項を入れ, その影響の検討を行った.
- 2011 年度の環境研の計算で高橋芳幸氏が行ったもの
- 膨張項なし計算
- 1.0 Kday-1 の一様冷却設定で行った結果のまとめページ
- 予備実験として以下の実験を行い, 水蒸気のフィードバックの地表面圧力への影響と, 鉛直領域の地表面圧力の影響を調べた
- デフォルト実験 (physics/surfaceflux_bulk.f90 を変更していない)
- 鉛直領域 30 km (標準実験)
- 鉛直領域 24 km
- 鉛直領域 36 km
- 鉛直領域 48 km
- 地表面フラックスの計算における地表面圧力を基本場の値に固定した実験
- 鉛直領域 30 km (標準実験)
- 鉛直領域 24 km
- 鉛直領域 36 km
- 鉛直領域 48 km
- 膨張項ありなし比較
- 熱膨張項がない場合 (arare5-takahashisan = 膨張項なし計算で使用したソース) と熱膨張項がある場合 (arare5-20121219) での計算結果を比較
- 膨張項なし計算で使用したソース (熱膨張項は含まれていない) と, 新しいソースで熱膨張項がある場合/ない場合 での計算結果を比較
- 地表面フラックスのバグを修正
- 描画スクリプト集
- netCDF 作成用スクリプト集
- 計算用スクリプト集
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
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