放射MTGメモ(2018/04/25)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 中島 健介, 伊藤祐一, 吉田 辰哉
水素を含んだ二酸化炭素・水蒸気組成を持つ古火星大気論文サーベイ(伊藤祐一)
- Ramirez et al. (2014)
- CO2-H2のCIAをN2-H2の強度と同等と仮定し、大気モデルに導入、温暖条件を推定
- Wordsworth et al., (2017)
- CO2-H2、CO2-CH4のCIAを第一原理計算推定し、大気モデルに導入、温暖条件を推定
- Li et al. (2010)のデータは用いることができるか(倉本)
- CO2-H2、CO2-CH4のCIAを第一原理計算推定し、大気モデルに導入、温暖条件を推定
- Ramirez, 2017
- CIAをアップデート(Wordsworth et al., 2017)し、パラメータ感度調査、温暖条件を推定
- 表面アルベドの影響
- 氷床の割合が多い説は温暖環境を達成困難
- 巻雲の影響
- 仮定している巻雲の位置が低く、霧(?)を想定している(倉本)
- CH4の影響
- 大気中での太陽光の吸収で地表面を温めるの物理的に困難(はしもと・倉本)
- 発表者のコメント
- H2が20%以上の大気は温暖・安定なのか
- CH4の温度逆転層と対流層は結合しえないのか
- 他に効果的な温室効果ガス・雲はないのか
- mtg 資料
次回の日程・内容
- 2018/05/09(水) 09:00-
- 効果的な温室効果ガスの第0次近似リサーチ