放射MTGメモ(2017/08/04)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- 今後のスケジュール
- 学位論文, 投稿論文準備等の時期について確認
- 現状の整理
- 当面の目標は学位論文の完成
- 目下の課題は議論の中心となる Best model の構築
- Best model の構築
- 先行研究を参照した全球平均的な大気構造モデルを作る
- 観測アルベドスペクトルとの比較による評価により詳細な雲・着色物質量を決定する
- アルベドスペクトルを用いた評価
- 14 の bin に区分けして観測値との比を取った
- 杉山モデルの 3 倍程度の雲密度がもっとも観測に近い
- 一方でいくつか問題もある
- 一部のアルベドコントラストがうまく説明できない
- 一部の波長で極端に不自然な値がある
- アルベド計算のため放射源関数法を用いているが、二流近似法に対してフラックス計算の結果が大きく違う
- コメント
- <0.3um のUVアルベド
- モデルではレイリー散乱により 1 に近づいているが実際には低いはず
- EUV分解が起きる
- ちゃんと観測値もあるので要確認
- Clark 198x?
- モデルではレイリー散乱により 1 に近づいているが実際には低いはず
- モデル評価方法
- Bin に分けると各 bin 内でのアルベド値のコントラストが評価できなくなってしまう
- Binに分けるメリットは特に無いので全ての点で個別に評価する方がいいだろう
- アルベドコントラストが観測と合わない原因
- 現在用いている雲粒の光学パラメータを確認する
- 粒径分布の変化について考える
- ちょうど有効粒径に当たる波長のため、有効粒径の変化に強く依存する可能性がある
- 先行研究ではどのようにして粒径を制約していたのかを確認する
- それらの先行研究と本モデルスペクトルの整合性は?
- SF法による日射計算
- 定式化の中身を確認する
- ドキュメントを見てもらう
- イタレーション計算の有効性
- 大西さんによる定式化の中で使われている近似に疑問
- Opacity の大きい大気層は分割しないとうまく計算できないことがある
- 定式化の中身を確認する
- To do
- 日射計算におけるSF法の定式化に関するドキュメントをまとめて回覧する
- Best model の選定コンセプトを固める
- 先行研究を参照して説得力のある定義を考える
- <0.3um のUVアルベド
- mtg 資料
次回の日程
- 2017/08/09 (水) 17:00-