放射MTGメモ(2017/06/14)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- 博論構成
- Implication の整理
- 過去の学会発表等を見直して結論として示す implication を決めた
- 放射と対流の関係性に関する implication を主題としてまとめる方針
- Implication の整理
- 散乱大気計算(To do)
- 散乱大気におけるフラックスの高度変化
- Sromovsky1998ヘイズ計算の確認
- Opacity に対して放射量変化が大きすぎる問題
- Sromovsky1998ヘイズとZhang2013ヘイズを再計算してみる
- PH3 (To do)
- 5um 大気窓における opacityを確認する
- BとEのずれ(To do)
- 各チャンネルのバンドパスと放射量差分の整合性を確認する
- コメント
- 対流圏界面の決定
- なぜ圏界面の高度があまり変わらないのか論理的な説明が必要
- 先行研究での圏界面高度の理解はどうなっているのか?
- 圏界面と NH3 凝結高度の関係
- 凝結高度が正しく得られていない
- 湿潤断熱減率を用いて凝結可能高度の上端を決める
- 圏界面直上の成層圏雲が Zhang et al., 2013 の高緯度低空ヘイズに相当するかは怪しい
- 凝結高度が正しく得られていない
- パラメータスタディとリアリスティックな木星を想定した計算結果の切り分けが必要
- implication の方針
- 「放射に対する対流の寄与」と「対流に対する放射の寄与」の観点で区別してまとめる
- H2:He 比の違いによる放射量変化
- 過去の計算結果によると 10:0 -> 8:2 で 1W/m2 程度の差になる
- He 沈降と熱進化の考察に使えるかも?
- JUNO 観測
- 得られた深部 NH3 分布を用いた計算をやってみる
- 対流圏界面の決定
- mtg 資料
次回の日程
- 2017/06/22 (木) 16:30-