放射MTGメモ(2017/01/05)
参加者
- 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 金星モデル開発
- 放射計算
- 放射場が収束するまで、大気 1 層の光学的厚さが小さくなるように区切って放射計算を行うプログラムを実装した.
- 初期に与えたプロファイルの 1 層ごとに 2 分割することを繰り返して収束する分割数を計算し, 全体の分割数を得る.
- 各大気層は均質で, 温度勾配のみ持つとして, 透過率と反射率が収束するまで大気層を分割.
- 金星テスト大気でフラックスのテスト計算を行う.
- 放射場が収束するまで、大気 1 層の光学的厚さが小さくなるように区切って放射計算を行うプログラムを実装した.
- 放射計算
- To Do
- 雲の光学特性を計算するプログラムの実装
- 金星の雲の光学特性 (光学的厚さ, 一次散乱アルベド, 非対称因子) を任意の波数で計算するプログラムを実装する
- 二方向近似モデルの解析解によるDCRTM 放射伝達計算の検証
- DCRTM では, optical depth によって diffusivity factor が変化するようなフラックス変化が見られる.
- 一次散乱アルベド = 0 の解析解により検証する.
- 水蒸気大気の成層圏温度の推定
- 問題を整理し, 放射対流平衡計算を実行する.
- 雲の光学特性を計算するプログラムの実装
- mtg 資料
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- Geometric albedo
- Two-Stream Surce Function 法を用いた Short Wave 計算
- 計算できるようになった.
- 半球積分による geometric albedo 計算
- 前項から求めた緯度毎の日射天頂角方向への放射強度を半球積分して geometric albedo を求めた
- 観測値との比較
- 観測値と比較すると, 値がかなり小さい
- geometric albedo 計算の分母が 2pi 違っていた (それでもまだ観測に比べ小さい)
- 半球積分の定式化が正しくない?: 確認する.
- そもそも放射強度が正しくない?
- 理想的な条件で計算して検証できないか?
- 観測値と比較すると, 値がかなり小さい
- Two-Stream Surce Function 法を用いた Short Wave 計算
- 雲光学計算
- NH4SH 消散断面積の性質調査
- 粒径を変えて消散断面積を計算
- 1, 3, 5 micron
- 結果を見る限りでは正しく計算できているようだ.
- 粒径を変えて消散断面積を計算
- NH4SH 消散断面積の性質調査
- mtg 資料
次回の日程
- 2017/01/19 (木) 14:30-