放射MTGメモ(2016/01/18)
参加者
- 倉本圭, 石渡雅樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 論文作成に当たっての課題・検討事項の確認と, 対処法の議論.
- 等温成層圏で検討することの妥当性
- 放射平衡温度構造を持つ成層圏と等温成層圏からやってくる flux の違いを示せばよい.
- しかし, 放射平衡温度はどうなるかわからないので, どうしたらよいか.
- 成層圏が低温の場合には, 成層圏は光学的に薄く, 成層圏からの放射が圏界面の加熱率に与える影響は小さい
- 成層圏が高温の場合には, 成層圏は光学的に厚くなり, 温度勾配の違いにより異なる放射がやってくる.
- 温度勾配を変えた成層圏を幾つか与え, 成層圏からやってくる放射を計算してみる.
- 低温圏界面が, なぜ120K なのか
- CO2 300ppmv 程度加えた場合の計算 (simple model) を行う.
- 低温圏界面で暴走温室状態になった場合に残る水の量について.
- 圏界面温度を 120K と決め, 表面の水の総量に対して, 成層圏の水蒸気混合比を描く.
- 成層圏水蒸気混合比 3e-3 の線との交点は, 惑星に残る水の量.
- 背景大気量を変えて計算すれば, 背景大気量に対して, 惑星に残る水の量が計算できる.
- pure 水蒸気の場合も全対流 profile で放射計算行い, 圏界面温度を確認しておく.
- 等温成層圏で検討することの妥当性
- mtg 資料
木星大気の計算 (高橋康)
- Letter 執筆
- 投稿案の修正中
次回の日程
- 1/25 (月) 9:00-