放射MTGメモ(2015/08/24)
参加者
- 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 成層圏温度が低温になった場合の放射計算の妥当性について
- 放射モデルの修正などについて高橋芳幸さんに相談した.
- 修正は容易ではない
- longwave モジュールの代替として shortwave モジュールを使うことについては, Toon et al., 1989 を確認すべし
- まずは, Toon et al., 1989 を読んで, 計算精度など確認する.
- 放射モデルの修正などについて高橋芳幸さんに相談した.
- 圧力が大きくなるほど, トータルの吸収断面積が小さくなることについて
- 0 - 30000 cm-1 までと, 0 - 3000 cm-1 までのラインについて, 分解能を変えた場合の吸収断面積を比較すると, 0 - 30000 cm-1 の計算結果は, 0 - 3000 cm-1 の結果を大きく反映していることが分かった.
- 上記の結果から, 0 - 3000 cm-1 を波数分解能高く計算すれば, 放射計算における波数分解能依存性の問題は解決できると考えた.
- しかし, 上記の結果は, 0 - 3000 cm-1 に吸収断面積の大きな吸収線が多く存在することを反映しているためであり, 吸収線の半値幅が長波と短波で異なるわけではない.
- よって, 上記の結果から 0 - 3000 cm-1 のみ波数分解能高く計算すればよいということにはならない.
- mtg 資料
木星大気の放射計算(高橋康)
- CH4 の 1 micron の吸収
- Giver 1978 の CH4 の吸収データ導入を検討
- Giver 1978 は室温実験データであり, 温度圧力依存性をどのように導入するかが課題
- Giver 1978 の CH4 の吸収データ導入を検討
- 断熱減率の計算
- 空間解像度を変えて計算して計算精度を確認する
- 投稿論文
- 原案を元に倉本先生と相談
- DPS
- PhD-extended oral に投稿予定
次回の日程
- 8/31 (月) 9:00-