放射MTGメモ(2012/05/07)
参加者
- 倉本圭、石渡正樹、はしもとじょーじ、 高橋康人、三上峻、大西将徳
研究の方針・進捗
- Nakajima et al. 1992の再現
- 進捗
- Nakajima et al. 1992のFig.3を再現
- 非圧縮性気体の圧力(Pn)が負になる問題について、グリッドを細かくすることで解消することを確認
- net radiation flux concergenceが対流圏下層で正になることについては、現在のプログラムではconvergenceの正負が反転する高度が数点存在することを確認
- Fortran90での実装
- Tsを与えて、Ttp、τtpを計算する部分まで実装
- dennouの作法にはよっていない(fortranでプログラムを書いたのち、dennouスタイルで書き直す)
- Nakajima et al. 1992のFig.3を再現
- 議論、再考などが必要な点
- 上空の非圧縮性気体の圧力(Pn)が負になってしまうことについて
- 精度を考慮した積分の仕方を考えるべき
- Nakajima et al. 1992の式(4) (断熱減率の式)の値は、grid上で与えられるので、層の中は一様ではない
- 適当な関数形を与える、ルンゲクッタ法を使うなどして積分を行う
- 精度を考慮した積分の仕方を考えるべき
- net radiation flux convergenceが対流圏下層で正になることについて
- 問題のありかを明らかにするために、水蒸気のない大気など、解のわかっているもので検討しなおす
- 上空の非圧縮性気体の圧力(Pn)が負になってしまうことについて
- ToDo
- 精度を考えた積分について
- 断熱減率の積分をルンゲクッタ法で試してみる
- 積分法の教科書の例:数値計算の基礎, 川上一郎 http://www7.ocn.ne.jp/~kawa1/
- 断熱減率の積分をルンゲクッタ法で試してみる
- 放射の計算がうまくいっているかの確認について
- 水蒸気のない大気(放射平衡など)について手計算とプログラムの結果を比較してみる
- 現在のプログラムを公開場(/GFD_Dennou_Club/dc-arch/dcrtm/model/onishi/)に置く
- 精度を考えた積分について
- 進捗
次回の日程
- 5/14(月) 9:00-