DCPAM 作業ミーティング記録 (2018/02/14)
参加者
- 北大
- 石渡
- 神戸大
- 高橋(芳), 松田, 林
松田からの報告
修論発表会は昨日無事に終了した.
初期値依存性の話をメインにして発表した.
積分時間が足りないケースもあったようで積分を継続している.
例えば, S1450 の場合. これまで北半球は氷無し状態だと思っていたけど どうも部分凍結状態になるような雰囲気がある.
- これから 3 月までは時間の許す限り, 雲水の消滅時間と時間ステップを 適正なものにした計算を行ないたい.
卒業までにデータ整理の作業が必要
現在は複数の情報実験機にデータが散在している状況 ののでどこかに集積したい. 可能なら dennou-h にスペースを作りたい. この実現可能性に関しては石渡が検討する.
- JpGU にも発表申し込みをする予定. 発表申し込みとしゃべるのは石渡.
ハドレー循環強度の太陽定数依存性の問題に関して
トータルの熱輸送量は S1300 と S1400 の時であまり変わらない.
地面熱収支を見てみると, 極域では S1300 から S1400 に変えると 下向き長波放射がだいぶ増える. つまり極域で温度が上がっているのは温室効果が効くようになった, ということなのかもしれない.
また赤道域においては, 太陽放射吸収量はS1300 と S1400 であまり 変わらない. 雲のせいだという気がする. よって, この場合では 太陽定数を増やすにしたがって南北温度差が上がりにくくなって るのかもしれない.
次回日程
2017 年 02 月 20 日 (水) 13:00-14:50 TV 会議にて. 接続希望は [email protected] (松田) まで.