DCPAM 作業ミーティング記録 (2017/07/06)
参加者
- 北大
- 石渡, 荻原, 梅内
- 神戸大
- 高橋(芳), 松田
荻原からの報告
- ずっと前にやっていた風応力巻き上げスキームとここ最近までやっていた ダストデビル巻き上げスキームについて, 巻き上げフラックスの大きさは どのようにして決まるかという考察でやったことをまとめておくにする.
- acitve dust の計算を試してみた. 3 日で止まった. 風応力巻き上げスキームに入っている効率因子の値を Kahre et al (2006) と同じものにしたのだが, 走らない. 効率因子の値を変えて試しているところ. 計算開始直後に地形になじむのがうまくいってないのかも しれないので更に試行錯誤してみる.
- ダスト巻き上げの teleconnection という話があるので それについてリサーチを開始した. Martinez- という論文を見つけたので 読んで見ることにする.
松田からの報告
- 計算がまだはまだ続行中
- S1600 : 暴走するのではないかと思われるケース
- S1500 : 全球凍結状態が無くなる太陽定数の確認
- S=1225 W/m^2 を与えた場合の計算もうすぐ終わりそう. 全球凍結になるようだ.
S=1600 W/m^2 の場合は 12 年走ったが, それ以上はすぐ落ちる. 12 年目までの結果を見てみると, 全球平均表面温度は 増加し続けているので暴走温室状態が発生しているのかも しれない.
これまでに得られたいた氷無し平衡状態と比較する形で 相対湿度や OLR やその他いろいろな図を描いてみることにする.
次回日程
2017 年 07 月 13 日 (木) 10:00-12:00 TV 会議にて. 接続希望は [email protected] (松田) まで.