巻き上げ量の全球平均値を比較した.
どちらのスキームでもピーク値はあまり変わらない.
しかし, DDA スキームに巻き上げでは, 全部一定だと Ls=100 に小さなピークができる. ちなみに, 地形だけ MGS にした場合はピークは出ない.
表面温度の季節平均を全部一定と全部 MGS の場合で比較すると あまり差は見えない.
地形だけ MGS データを与えた場合の計算もおこなった. 地形だけ MGS にした場合は, 緯度 +20 度で地表面顕熱フラックスが 小さくなっており, それが効いているようだ. η (熱効率)の緯度分布の季節変化を見るとあまり変わらない.
地形有り無しで高度が違うので太陽フラックスの違いが 効くかもしれないとも思ったが, 値を見積もってみると ほとんど効かないようだ (値を出して計算するのは荻原の宿題).
ごくらくdcpam の金星計算をやってみた.
新しいソースでは, ごくらくの金星計算が走らないみたいである. これについては, 高橋が確認する.