dcmodel ミーティング記録(2013/05/14)
参加者
- 北大
- 石渡, 山下, 荻原
- 神戸大
- 高橋, 河合, 関
- AICS
- 西澤
- 宇宙研
- 樫村, 杉山
- 九大
- 中島
- 京大
- 竹広
非弾性球殻対流およびダイナモモデルについて(佐々木)
- 非弾性系モデルを spmodel 的に構築することができた.
- 非弾性ダイナモベンチマークとの比較もまずまずあっている.
- ブシネスクから非弾性での対流の比較を遂行中.
dcpam5 の乱流混合について(高橋)
- 日変化が大きい場合の境界層に望ましくない振舞いが見られる.
- AMIP 実験
- 最下層東西風に周期の短い振動(周期 1 時間弱)が現れる.
- 時間刻みを半分にすると振動が消える.
- 最下層とその上で逆位相
- 最下層とその上の層の間の乱流拡散が間欠的に生じているのが原因
- 乱流混合の数値的な扱いを改善するか?
- 境界層問題を扱う際には時間ステップを短くして対処する?
Scale - CReSS 火星対流計画について(西澤)
- CReSS
- ランダーの着地ポイント候補地の調査
- 現実的な地形
- それなり放射
- 数 km メッシュ
- SCALE-LES
- 境界層乱流の強度等の把握
- 平坦地形
- 小高計算の加熱
- 数 10 m メッシュ, 計算領域 20km
- お互い補完できないか?
- CReSS の結果を SCALE-LES で外挿
- 実験計画
- CReSS で平坦地形, フル放射実験 -> 1 次元データを作成.
- CReSS, SCALE-LES 両者で上記のデータを与えた実験を行い, 比較.
SCALE 火星計算結果の紹介(西澤)
- 計算領域 20km, 光学的厚さをいろいろ変えてみる
- 混合層は光学的厚さが薄いほど発達しやすい
- 解像度の違いが見える
- スペクトル分布は難しい, 高さ方向に変化する
次回日程
- 2013 年 6 月 4 日(火) 10:00 より